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Point No.39

1900 年代初頭のアメリカ。今では生産が困難なほど良質な木や鉄をふんだんに使用した当時のインテリア。各国のメーカーが製造技術を競い合った時代の自転車。どの商品も隅々までレストアを施しています。
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「いろんな修理」

– POINT NO.39  /  JOURNAL –

「いろんな修理」

written by SUGIMURA  2020.08.17


口を開けば「暑い」と出てしまいそうな毎日ですが、
皆様体調お変わりありませんか?

身体が水分が欲しているのに気づいて水を飲んだ時のあの沁みわたる感覚。

たまりません!

コモドギアでしたっけ?富士通の首に巻くエアコン。
早く普通に出回ってほしい!!

***

さて、今日は表題のとおり修理のお話しなのですが、いろんな人に

「えっ!こんなこともやるの?」

と言われるので珍しい修理に入るんですかね。
まずは画像を見てください。

弓のような形のフロアスタンドライトで首の部品が折損でお持ち込みだったのですが
50年前ぐらいの照明器具なのでしょう。配線が焼けていました。

という事で配線交換!

なんて気軽に考えていたらこの麻ひもをほどかないと配線交換ができない仕組み。。。

タコ糸や麻ひもを巻き付けてグリップにするのは、
木と木のつなぎ目を隠す時に使う手法。

1枚目の写真はブラシにお湯をつけて接着剤をゆるめています。

そしてほどく。

ほどく。

はい。剥けました。

私は昔、アメリカで買い付けた家具にこの補修痕を見て
初めは装飾だと思っていたのです。
でもしばらく経って、その紐を巻き直す必要が出てきて補修という事が発覚。

今では、自分宅のタオルハンガーにも。

もちろんしっかり直す場合は折れた木材などを一から作り直さないといけないので
賛否はありますが、私は補修痕やキズが大好物なのです(^^)

そして、配線を交換して、麻ひもも巻き直したら

タイトボンド(木工用ボンドでOK)を塗り込んで、乾燥。

乾いたら研磨して完成!

照明屋と工芸品屋?の仕事ですね(^^)

さて、お客さんも喜んでくれたし、めでたしめでたし。

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