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・「照明の購入前に知っておきたい。」説明ページ
こんばんは、杉村です。
しばらく様子を見ながらお店を開けておりましたが、
熟考の結果、明日からさらに制限を設けての運営とさせて頂きます。
ご理解とご協力の程宜しくお願い致します。
詳しい内容はこちらをご覧ください。⇒ infomation
さて、話は変わって
今日は照明の製作の写真を。
揚げる前のてんぷらの具材のようですが、
今回作るのはOCH018 6-Glass ball Chandelier。
1枚目の写真は、ほぼ完成間近。
完成間近といってもバラバラ状態ですね。
実はここまでの下ごしらえが大変で重要なんです(^^;)
このシャンデリアの特徴は、明治の洋館にありそうなデザイン。
ですが
そこに奥行とエッセンスを加えるのがエイジング加工。
エイジング加工とは、薬品を使って真鍮の表面に酸化膜を作り、変色させ
経年変化のような表情を強制的に作る事。
エイジングを実施するために素材が真ちゅう無垢(Solid brass)というのは必須で、
これが真鍮メッキやアンティーク風(塗装)ではキレイに酸化させようにも無理なんです。
そして、
他にも大切な事が「薬品の選定や濃度の調整」と「センスの共有」。
こういった大掛かりな照明は作業を役割分担して進めていくため
技術的なものが必要なのはもちろんなのですが、センスの共有が必須なのです。
センスというと難しいのですが、簡単に言うと作る物に対する思いですかね。
良い物、お客様が喜んでくれるものを作る。という思いを
一致させないと分業は無理なのです。
なので納得いかないと何度も酸化膜を削って元通りにし、やり直し。なんてことも。
そんなこんなで下ごしらえにとても時間は掛かってしまいますが
今回もいいのが出来上がりました。
あとは、何事もなくお客様の元へ送り届けて喜んで頂くだけ(^^)
それでは、また。。。
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