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こんにちは!大野です。
ふと店頭に立っていた時、何やら急に視線を感じたので
周りをきょろきょろ見てみたのですが…
その正体が今日やっとわかりました。
カウンターの目の前!
むしろ今までそこにあって当たり前のように見ていて申し訳ない。
この寡黙そうな見た目のおじさん二人組、
改めてじっくり見ていたら、なぜかとても惹かれるではありませんか。
こちらは木彫りのブックエンドなのですが、
見れば見る程味があり、裾や顔のしわも丁寧に彫られています。
こちら左サイドの細身のおじさん。
手には何やら本を持ち、黙々と読書にいそしんでいます。
右サイドのおじさんは左手に何か抱えているのですが
これが食べ物なのか何なのか、私一人では判断がつきません。
二人が背もたれにしている本の彫りも細かくて、
きちんと紙が束になっている様が見て取れます。
粗すぎず、細かすぎず
絶妙なバランス感が程よい存在感を醸し出しているような。
沢山見どころはあるのですが
個人的に一番惹かれたポイントがこの本の背表紙の文字!
“Don quijote de la mancha”
スペイン語か? ドン…クイ… デ、ラマン茶
とまあ一度読もうと思ったのですが素直に検索。
実はこのタイトル、かの有名なドン・キホーテ物語の事でした。
バレエなどでも公演されることの多いこのお話し、
一度は皆さん聞いた覚えがあるのでは?驚安の殿堂以外で。
これは騎士道物語の読みすぎで、現実でも自分は騎士だと思い込んで
自らをドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャと名乗り冒険に出かけるおじさんのお話しです。
この二人も破天荒な冒険の旅に出たいのでしょうか。私は出たいですね。
彫師のこのチョイスに色々な想像が膨らみます。
是非お近くに立ち寄った際にはこの二人にも会っていって下さい。
それでは、また。
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