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こんにちはサナシンです。
ビンテージ家具は基本的にピカピカの状態の物はありませんので
木製の場合は、塗装が剥がれていたり素地が出ている物もあり
アイアン製の物も錆が出ていたり汚れで素材本来の輝きが無いも多いです。
本日は、アイアン製の家具の簡単に出来るクリーニング方法をご紹介致します。
まず、最初の画像は何もしていない状態でそのままでも個人的には
好みですが、せっかくなのでキレイにしていきます。
所々錆があり手で触れたり衣類がふれると色が移ってしまいますので
まずは、潤滑剤とスチールウールを使用して表面の錆と汚れを
除去していきます。
潤滑剤というとKURE5-56が思い浮かぶ方も多いと思いますが
じつは、錆付いている部分の動きを滑らかにするだけではなく防錆の効果に加えて
錆びを落とす効果もある為、スチールウールと合わせて使用するのがおススメです。
ちなみにスチールウールは#0000をご使用ください。
番手が荒いと、素材にキズが付きます。
分かり難いですが、右半分がクリーニングしてあります。
良く見てみると汚れによる曇りが無くなっています。
錆び部分も、手で触れても汚れが付かなくなっています。
スチールウールを使用する事で、錆の凹凸を無くして赤錆を削っています。
この仕上げだけで問題クリーニングは完了しても良いですが
最後にアイアン本来の輝きを戻してあげましょう。
ここまで仕上がるとビフォー、アフターが分かり易いです。
ただ、サイズが大きくなればなるほどこの工程での作業は
大変ですが、特別な工具や場所を選ばずにできます。
仕上げは、蜜蝋仕上げと呼ばれその名の通り蜜蝋を塗り込んで
仕上げていきます。
ちゃんとした形で行う場合は、蜜蝋を溶かして刷毛などで塗り込むやり方ですが
ビーズワックスでも代用可能です。
ただし、色が入っている物を使用するとアイアンには入り込まずに
残ってしまう為、必ずクリアのみをご使用ください。
最後に、蜜蝋は熱に弱い為温度が高くなる物や温度の高い場所で使用する物に使うと
溶けてしまいベタベタになる可能性が高いのでご注意ください。
それでは、今日はこの辺で。
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Point No.39 アンティーク家具とビンテージ自転車のお店