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「日本仕事百貨」に記事が掲載されましたので、ぜひご覧下さい。

こんにちはサナシンです。
久しぶりにビンテージランタンをオイル式からコンセント式に加工しましたので
ご紹介します。
今までは、アメリカのメーカーが多かったのですがこちら
いつも通りまずは、加工に入る前に磨きとクリーニングを行っていきます。
当然ですが、実際に使用されていた物になりますので本体は錆びだらけで
ガラスホヤもホコリまみれです。

まずは、各パーツにも加工を行いますので
取り外せる部分は外していきます。

表面の錆びを、スチールウールで落としていきますが
ここで重要なのが、KURE55-6を使う事です。
スチールウールだけで磨くよりもより効果的で
錆び以外にも油汚れなども除去する事が出来ます。

この時点で、本体を触っても手にサビが付かないぐらいまで
仕上げていきます。
ここで完了ではなく最終仕上げがあります。

分かり難い画像ですが、表面に蜜蝋を塗布しています。
蜜蝋を塗り込む事で、鉄の風合いが良くなり防錆の効果もあります。

ソケットを仕込む為に穴を拡げる加工していますが
板状のパーツではないのとサイズが大きいので
ドリルで穴をあけるだけではない為、意外と時間がかかります。

ソケットサイズはE12で、ソケット本体はなるべく見えないように
高さの調整を何度も行います。
ここまできたら残りは、コードを通す穴あけになります。

コード穴の位置に決まりはありませんが
木ではなく鉄になるので、簡単にはいきません。
ビンテージ品の為、基本的には失敗は許されませんので
数ミリ単位で、一の調整をして横ずれしないように慎重に進める必要があります。

磨き、クリーニング、穴あけ、調整などを経て完成です。
コンセント式のランタンランプは現行品も沢山あり
容易に手に入りますが、やはり惹かれるのはビンテージですが
加工が大変。
でも古い物が好き。
これだけで、頑張れます。
それでは、今日はこの辺で。