・Point No.39、Point No.38、Chambre de nimes BROCANTE 3店舗は水曜定休となります。
・French country「Chambre de nimes BROCANTE」 も仲間入りです。どうぞ宜しくお願い致します。
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・「照明の購入前に知っておきたい。」説明ページ
こんばんは、冨澤です。
本日は、マニア必見!キッチンアイテムのご紹介です。
Point No.39に仲間入りしたchambre de nimes BROCANTEでは
イギリス、フランスを中心としたアンティーク家具を扱っていますが、
小物雑貨も同じくらい充実しています。
最近お店に入ってきたキッチンアイテムの数々。
イギリス、フランスのコレクターさんから直接買い付けた貴重な品ばかり。
人目に出したいような、出したくないような、そんな思いでずっと倉庫で大切に保管してきましたが、
こんな良品をしまっておくのはもったいない・・・!!とついに世に出すことを決意。
今月から皆様にお披露目しています。
今回は中でもたくさんあるホウロウ製品のご紹介。
紅茶やコーヒーが一般的な飲み物として普及し始めた1800年代半ば以降、
それらを保存する容器が一般家庭にも必要になり、
1900初頭から陶器やホウロウのキャニスターが大量に生産されるようになりました。
ほとんどがセット販売されていたのですが、実は国によって特色があります。
イギリスは2~3個セットで同一サイズ。
フランスは少しずつ大きさが違う入れ子式の6個セットが普通。
こちらは1930年代イギリスのキャニスター。
(左からサゴ、サゴ、米、チコリー)
こちらは1930年代フランスのキャニスター。
(左から砂糖、パスタ、チコリー、コショウ)
一般的にはコーヒー、紅茶、小麦粉、砂糖が定番で
フランスのものはこれらにコショウ、パスタがつきます。
たまにこんなレアものも!
そう、タピオカ。
しかも意外と大きい。
タピオカ好きな人にはたまらなくマニアックな一品ではないでしょうか。
そして最後にこちら。
マーブル模様が美しい1930年代フランスのキャニスター。
(左からコーヒー、小麦粉、紅茶、コショウ)
このきれいな模様。
実はものすごい面白いエピソードで出来た模様なんです。
当時、ホウロウを作っていた工場で
1日の終わりに余ったホウロウ素材を使い切りたいが為に、残った素材を混ぜて作って生まれたとか。
限られた数しかない超レアアイテムです。
フランスでも手に入れるのはなかなか難しいみたいですよ。
職人さんの遊び心(?)で出来た模様とは、なんたる面白さ。
日本にはない感覚ですよね。
嬉しいことに、しっかり実用もできます。
ヨーロッパで、様々なカラーとデザインが生まれたホウロウ。
キッチンを彩るのに大活躍していたんですね。
現代には
コレクションとして飾るのも良し。
ちょっとしたものを入れる小物入れとしても良し。
キッチンに取り入れるのも良し。
少しトーンが抑え気味な日本の台所には、印象をガラッと変える主役にもなりますよ。
まだまだ紹介しきれないほどあるキッチンアイテム。
今後も続々と紹介していきますのでお楽しみに~^^
それでは今日はこの辺で。
SNSにてイベントの情報や写真などを随時アップしています。
Point No.39 アンティーク家具とビンテージ自転車のお店