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「照明の購入前に知っておきたい。」説明ページ UPしています。

こんにちはサナシンです。
本日は、希少なスタンドランプをご紹介致します。
サイズが小ぶりですので、デスクランプと言うよりも
読書灯などで使用されていた物だと思われます。
1920年代頃と古くまたMagnaluxというメーカ以外の物を見たことが無い為
希少な1台です。

ただ、希少という事は使用されているソケットも特殊で
新しい物に交換ができない為、オーバーホールを行います。
最初に一番神経の使う作業が、アウターソケットの分解で
ここで、キズなどを付けてしまうと折角この状態で残っていた物が台無しになってしまいますので
慎重に外していきます。

アウターソケットを外し終えたらインナーソケットの
分かいとなりますが、古い物の為構造はシンプルですが
資料などが無く全く同じ状態での組上げが必要になりますので
一つ一つのパーツの向き、場所などをメモして進めていきます。

これらのパーツを全て磨き、接点部分の通電チェック
摩耗など調べていきます。
金属部分は、通常問題なく通電する物なのですが
古い物の場合、汚れや錆などでうまくいかない事が多く
必ず細かな部分まで、クリーニング、磨きを行います。

先程とあまり変わらい様に思えますが、スイッチの切り替えも問題なく作動
しましたので、コードを取り付けて本体に組付けていきます。
ちなみに、このインナーソケットと呼ばれるパーツは年式が古い物ほど
細かく分解出来る事が多く、逆に新しい物は非分解式になっている事が多いです。

コードは迷いましたが、ブラウンを取り付けました。
そして、こちらのランプは壁などに取り付けて使用する事も出来ます。
クリップ式の使用と壁にビスを打ち付けて引掛ける使用が可能で
当時は、ベットボードなどに挟み込んで使用されていたようです。

特許の取得は1921年と刻印があります。
ベース部分は、ボールジョイントになっていますので任意の角度で使用する事が
出来る為、スタンド、壁に取り付けての使用どちらでも問題はありません。

それでは、今日はこの辺で。
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