
**お知らせ**
・ [Point No.38]
住所:東京都目黒区下目黒4-11-22
TEL:03-6452-4620
Point No.39,Point No.38共に水曜定休となります。
・施工事例:Itarian Bar 「SABA」 Point No.38すぐ横
・納品事例:Vintage & Original Chandelier
・「照明の購入前に知っておきたい。」説明ページ UPしています。
こんばんは、カスヤです。
早速ですが、このガラスで出来た塊は何に使われる物か分かりますか?
ヒントは、街中の高い所に点々としています。
最近は地中化が行われているので、場所によっては無い所もあるかもしれません。
勘の鋭い方はおわかりかもしれませんが、電柱に付属するパーツです。
このパーツは電柱と電線を絶縁する碍子(ガイシ)と呼ばれる器具のことで、
大手企業にも碍子の名が付く会社がありますが、この碍子をさしています。
その碍子にソケットを仕込みペンダントライトとして製作した物が本日ご紹介の商品です。
この碍子の事をインシュレーターと英語で言うのですが、アメリカではインシュレーターマニアがおり、
形・色・年代などさまざまな種類があり、それをコレクションする方が大勢います。
また、それと同時にこの商品の様な照明を作る為のDIYキットなるものがアメリカでは販売されていて、
照明を自作される方もいらっしゃるとか。
このインシュレーターは外の悪条件の中でも耐えられるように重く、分厚いガラスでつくられており、
湯呑をひっくり返したように穴が貫通しているわけでは無い為、
そのガラスに穿孔するという大事な大事な作業があるのですが、その点をどうされるのかが非常に気になるところです笑
このインシュレーターを製作していた会社は沢山あるのですが、今回のものはPYREX社のもの。
PYREXといえば、最近ではキッチン用品の耐熱皿や軽量カップなどの会社として有名ですが、
もともとは鉄道関係の照明を製作していました。
内部がねじ切りされているタイプとそうでないタイプで年代が分かれるのですが、
それでも今回のタイプで1900年代初頭とかなり古い物です。もちろんMADE IN U.S.A.
インシュレータ―がどの様な物か知っていると知らないとでは見え方が大きく異なるこの照明、
電球の口金サイズがE26の物が使用出来るソケットを仕込んだものが3点ご用意出来ました。
様々な電球と組み合わせてピッタリの電球とともにお楽しみください。
Insulator Pendant Light *PL364
Insulator Pendant Light *PL365
Insulator Pendant Light *PL366
もともと、電気を送電する為に使われていた物が、照明のシェードに化けたことは、
インシュレータ―にとっては「異動」かもしれませんね。
ではまた。
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